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220 Hi-ν GUNDAM
E.F.S.F LONDO BELL UNIT
AMURO RAY'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT FOR NEW TYPE
2021.12.18 MISSION COMPLETE
YUJIAOLANDのHi-νを作成しました。今年の春から作成を始めたので実質8カ月以上かかりました。
15年、300体以上作成してきましたが、間違いなく過去最大の作業量でした。
元キットは内部フレーム以外ほぼ使用せず、あとはすべてレジンキットです。
YUJIAOLANDの正規品を使用しましたので、非常に抜きもよく、分割も細かく素晴らしいキットなんですが
とにかくその量が多い。そして、説明書についている作例の塗り分けが鬼のように細かい。。
今回はその塗り分けをほぼ忠実に再現することに拘りました。
実際には99%再現しています。
本当にいくつかだけ、例えばファンネルの裏面の一か所赤でアクセントに使用されている箇所が
どうもコントラストが強すぎて嫌で色を変えたりという、趣味ですこしアレンジした程度です。
1パーツにだいたい3回から4回のマスキングが発生します。筆塗りだとどうしても粗さが出るので
極力筆塗りを排除して、小さくてもマスキングでいったので途方もない作業量になりました。
通常だと、色ごとにパーツを分けてそれぞれ塗っていきながらマスキングを追加していくんですが
カラーの組み合わせがほぼ違うパーツばかりなので、一番初めに必要なカラーすべてを作成し、
カラーごとではなく、部位ごとにミニプラとして仕上げていくというやり方を取りました。
それでも例えばファンネルだけで1か月以上かかっています。
デカールは作例の配置がいまいちなもの(海外っぽい感じ)が多かったので、
オリジナルでアレンジしていますが、ガンダムデカール、HIQ、VERTEXに加えて
いくつか海外から取り寄せて使用しています。全体が塗り分けられた後に残った大きな問題が、
「はたしてあの重量のファンネルを背負って立つのか?」でした。
結論、飾る場所がツルツルでなければスタンドがなくとも自立します。ツルツルだと重量から足が滑って左右に開いていってしまいます。長期間飾ることを前提とするとスタンドでサポートするほうがベターです。
MGHi-νを作成したことがある方はご存知だと思いますが、頭部は内部フレームと一緒に後ろからはめるようになっています。しかもLEDをいれるためのスペースがあるので強度がありません。
すなわち、後ろの重量が重いと首ごと、背中側から後ろに強烈に引っ張られるということになりますから、
背中の真ん中にくるファンネルの中央パーツは混合エポキシ接着剤でしっかりと固定しています。
壊さない限り外れません。同様に、マグナムも非常に重量が重いのでこちらもハンドパーツに固定をしています。
可動はMGなのでもちろんいきているんですが、基本は固定モデルとして考えていただいたほうがよいです。
総じて私の中でもTOP5に入る傑作になりました。
これはアガリです。もう一回は無理ですね。苦笑。